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介護からIT転職で年収はいくら上がった?370万円→400万円になった僕の場合

結論から言うと、僕は介護職からIT業界に転職して、年収が370万円から400万円になりました。額面だけ見ると「+30万円かぁ、思ったより増えないな」と感じる人もいるかもしれません。正直、僕自身も転職直後はそこまで大きな変化を感じていませんでした。

ただ実際に働き始めてから一番驚いたのは、ボーナスの入り方です。介護時代も賞与自体はあったんですが、あまり実感がなかったんですよね。IT転職後は年2回まとまってドンと振り込まれるので、「なんか一気にお金持ちになった気がする!」というちょっとした高揚感があったのを今でも覚えています(笑)。とはいえボーナス月以外の、普段自由に使えるお金の感覚自体は、正直そこまで大きくは変わっていません。

転職前の僕は「IT業界=難しそう、でも年収は高そう」という漠然としたイメージを持っていたんですが、実際に転職してみると、そのイメージほど劇的に年収が跳ね上がったわけではありませんでした。ここは正直に伝えておきたいポイントです。

これから話す内容で一番伝えたいのは、年収そのものよりも「休日」や「働き方」の変化のほうが、僕の生活には大きなインパクトがあったということです。この記事では、介護時代とIT転職後の年収・働き方を、公開できる範囲で具体的に比較していきます。

目次

介護時代の年収・働き方

介護職として働いていた時期の年収は、370万円程度でした。年間休日は110日程度で、正直そこまで多くはなかったです。当時は「悪くはないけど、働く時間や労力を考えるとまあ妥当かな」というのが正直な感覚でした。

働き方はシフト制で、前月末にシフトが確定するものの、当日や前日に変更が入ることも珍しくありませんでした。施設介護をしていた時期は朝7時〜夜7時のうち8時間勤務か夜勤のどちらかで、夜勤は月4〜6回程度。訪問介護の夜勤専従だった時期は、だいたい夜8時から朝8時までの勤務が週4〜6回ほどありました。訪問介護の日勤の時期は、朝8時〜夜22時の間で8時間程度がシフトで組まれる形です。

残業は月10時間以下だったので、そこまで多くはなかったと思います。ただ通勤時間が片道1時間30分あったのは、地味に負担でした。何より不規則な勤務時間と急なシフト変更のせいで、予定が立てにくかったのが、当時じわじわ効いていたなと感じます。

当時は「このままだとスキルを磨いても給料が上がりにくいかもしれない」「体を壊したら続けられないかもしれない」といった、漠然とした将来への不安もありました。休みが少ないこと自体よりも、こうした先の見えなさのほうが、精神的にはじわじわ効いていたように思います。

IT転職後の年収・働き方

IT転職後の入社時の年収は400万円でした。年間休日は127日で、介護時代と比べると17日ほど増えています。土日祝や年末年始がしっかり休みになったのは、個人的にかなり嬉しいポイントでした。

働き方は、入社後の研修期間を経て、そのあとはフルリモート勤務になりました。研修期間中の通勤は1時間30分ほどありましたが、フルリモートになってからは通勤時間はゼロです。片道1時間30分だった通勤(往復で3時間)がなくなったことで、身支度などの準備時間も含めると、体感では1日あたり4時間近く自由に使える時間が増えた感覚があります。残業は月10時間以下で、この点は介護時代とそこまで変わりませんでした。

こうして並べてみると、年収の伸び幅自体はそこまで大きくない一方で、年間休日の日数や勤務形態(フルリモート化)の変化のほうが、数字としてもはっきり出ているのが分かるかなと思います。個人的には、この「休日と時間の変化」こそがIT転職の一番のメリットだったと感じています。

ちなみに入社直後に苦労したことと言えば、タイピングが遅いことくらいでした。転職前はPCにほとんど触れたことがなかったので不安も大きかったんですが、蓋を開けてみるとそこまで大きな壁にはならなかったなというのが正直な感想です。

年収以外で大きく変わったこと

僕の場合、年収アップ以上に嬉しかったのは、実は生活リズムが整ったことでした。介護時代は朝が早かったり夜勤があったりで、寝る時間も起きる時間もバラバラだったんですが、IT転職後は毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きられるようになりました。

通勤がなくなったことで増えた時間は、趣味に回せるようになったのも大きかったです。もともと趣味で爬虫類を飼育しているんですが、平日はなかなかじっくり向き合う時間が取れませんでした。フルリモートになってからは、仕事の合間や終業後に落ち着いて世話をしたり眺めたりする時間ができて、地味に生活の満足度が上がった気がします。ランニングに出かける時間的・精神的な余裕もできました。自由に使える時間は、介護時代は1〜2時間程度だったのが、今は5時間以上に増えている感覚です。

身体的な負担で言うと、介護時代は利用者さんの負担にならない姿勢を意識しながら介助するので、腰への負担がそれなりにありました。今はそうした身体的な負担は特にありません。精神的な面でも、介護時代は利用者さんからの暴言や不穏な対応に気を張る場面がありましたが、今はそういった精神的な負担もなくなりました。

正直なところ、介護時代のほうが良かったなと思う部分は今のところあまり見当たりません。強いて挙げるなら、体を動かす機会が自然と多かったので、運動不足にはなりにくかったかな、というくらいです。

改めて振り返ってみると、年収の数字以上に「毎日同じリズムで生活できること」や「自分のために使える時間があること」のほうが、日々の満足度には効いてくるんだなと実感しています。

IT転職すれば年収が上がるとは限らない

ここまで自分の経験を話してきましたが、一つ大事なことを伝えておきたいです。それは、「IT転職=年収が上がる」と単純に言い切れるものではない、ということです。

僕の場合はたまたま370万円から400万円に上がりましたが、これはあくまで一つの事例に過ぎません。未経験からの転職では、入社する会社によって初年度の年収設定はさまざまですし、前職の年収水準や勤続年数、応募する職種やポジションによっても結果は変わってくると思います。転職前の僕は「結婚して子供を育てるなら最低でも年収600万円は欲しい」と考えていましたが、実際の初年度はそこまで届いていません。あくまでスタート地点としての数字だと捉えています。

「介護からITに転職すれば誰でも年収が上がる」という話ではなく、「働き方や将来のスキルアップの伸びしろを含めて、自分にとって納得できる条件かどうか」を見極めることのほうが大事だと、僕自身は感じています。会社の規模や事業内容、配属される職種によっても初年度の年収水準は変わってくるはずなので、この点は一般化せず、あくまで一つの参考例として受け取ってもらえたら嬉しいです。

求人を見るときに年収以外で確認すること

僕自身、転職活動のときに重視していたのは、年収の数字だけではありませんでした。年間休日が125日以上あるか、土日祝や年末年始がしっかり休めるか、フルリモートや副業が可能かどうか、入社後に研修制度がしっかり用意されているかどうかといった点も、あわせて確認していました。

年収の数字だけを見て決めてしまうと、休日の少なさや勤務時間の不規則さで結局しんどくなってしまう、というケースもあるかなと思います。実際、僕が介護時代に感じていた不満の多くは「年収」よりも「休日の少なさ」や「勤務時間の不規則さ」に起因していました。だからこそ求人を見るときは、年収と同じくらいの熱量で、休日・勤務形態・研修の有無をチェックすることをおすすめします。

他にも、残業時間の目安や、配属までの研修期間・研修内容がどの程度用意されているかは、入社後の働きやすさに直結する部分だと思うので、できる範囲で事前に確認しておくのがおすすめです。年収の数字はもちろん大事ですが、それと同じくらい「休日」「勤務形態」「研修」「残業」のバランスを見て判断するのが、後悔しない転職につながるんじゃないかなと感じています。

実際に僕が会社を選ぶときに何を基準にしていたかは、20代・未経験からIT転職を目指す方向けにまとめたロードマップの記事でも詳しく触れているので、あわせてチェックしてみてください。また、未経験からの転職では、求人サイトだけでなく転職エージェントなどのサービスをどう活用するかによっても進めやすさが変わってきます。この点については、未経験IT転職向けのサービス比較記事でまとめているので、そちらも参考にしてもらえたらと思います。


この記事を書いた人:しょうへい 介護職(年収370万円)から未経験でIT業界に転職し、初年度年収400万円でスタート。年収以上に休日日数と勤務形態の変化を実感している。

【この記事を書いた人】
はじめまして!しょうへいです。

介護職を約5年経験した後、未経験からIT業界へ転職。

転職前はPCが苦手で、IT資格もありませんでした。現在はITエンジニアとしてフルリモートで働いています。

自身の転職経験をもとに、介護からの転職や未経験IT転職、働き方について発信しています。
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