「介護からITって、本当に転職できるものなの…?」
「資格もない、パソコンもろくに触ったことない、そんな自分でも大丈夫なのかな…」
もしあなたが今そんな不安を抱えているなら、まずお伝えしたいことがあります。
それ、僕も全く同じでした!
僕は26歳のとき、資格なし・PC経験ほぼなし・タイピングもままならない状態から、介護職を辞めてIT業界に転職しました。今はエンジニアとしてフルリモートで働いています。
この記事では、そんな僕自身の実体験をもとに、「介護からIT転職って実際どうなの?」という疑問に、できるだけ正直に答えていきます!
なお、この記事は介護からIT転職の全体像をまとめた「ハブ記事」です。実際に何をどんな順番で進めたか、日々の動き方まで詳しく知りたい方は、後半で紹介する「26歳・資格なし・PCほぼ未経験だった僕が、1か月でIT転職するまでにやったこと全部」の記事もあわせてどうぞ。
結論:介護からIT転職は未経験でも可能
結論から言うと、介護職からIT業界への転職は、未経験でも十分に可能です。実際に僕自身、資格なし・PCスキルなしの状態からIT企業に採用されました。
ただし、「誰でも簡単にできる」とまでは言い切れません。特に僕の場合はPCにほとんど触れたことがなく、タイピングも遅かったので、そこは正直苦労したポイントでした。
一方で、20代のうちに動けば「ポテンシャル採用」を狙える求人にも出会いやすくなると感じています。年齢が若いというだけで、選択肢が広がる場面は実際にありました(これはあくまで僕が転職活動をする中で感じた印象です)。
それから、これは意外と知られていないかもしれませんが、IT業界=プログラマーというわけではありません!職種はいろいろあるので、「コードを書くのが苦手そう…」という理由だけで諦めるのはちょっともったいないかも、と個人的には思っています。
僕が介護職からIT転職を考えた理由
僕は学生時代から介護の仕事に興味があり、施設介護や訪問介護を合わせて5年ほど働いていました。利用者さんと会話したり、一緒に外出したりする時間は本当に楽しくて、やりがいも感じていた仕事です。
ただ、続けていく中でどうしても引っかかる部分がありました。それが「勤務時間の不規則さ」と「休日の少なさ」です。
シフトは前日や当日に変更になることもあり、訪問介護の待機時間が長い日は拘束時間が12時間近くになることも…。年間休日も110日程度で、年末年始やお盆、祝日にしっかり休めるわけでもありませんでした。予定が立てづらいというのは、地味にじわじわとしんどかったです。
さらに、将来子どもができたときのことを考えると「在宅で働けたらいいな」という憧れがどんどん大きくなっていきました。給料面でも、正直このままでは子育てにお金がかかる将来が不安…という気持ちもありました。
そんなモヤモヤが積み重なっていたある日、「もう今の働き方は嫌だ、絶対フルリモートがいい、年収も上げたい!」という気持ちが一気に爆発した瞬間があって、そこから転職活動に踏み切りました。
介護経験はITでも無駄にならない
「介護しかしてこなかった自分に、ITで活かせる強みなんてあるのかな…」と不安に思う方も多いと思います。僕自身もそうでした。でも実際に働いてみると、介護の経験は決して無駄にならないと感じています。
コミュニケーション力
利用者さんごとに接し方や距離感を変える必要がある介護の現場では、相手の状態を見ながらコミュニケーションを取る力が自然と鍛えられます。この感覚は、IT企業でチームメンバーやお客さんとやり取りする場面でも役立っていると感じます。
相手の状況を把握する力
利用者さんの体調や様子の小さな変化に気づく習慣がついていたので、仕事相手の状況や意図を読み取る場面でも活きている実感があります。
報告・連絡・相談
訪問介護は基本的に一人で利用者さんのご自宅に伺うスタイルだったので、イレギュラーが起きたときの判断や連絡は自分で行う必要がありました。この「必要な情報を漏らさず、要点をまとめて伝える」習慣は、IT業界での報連相にもそのまま活かせていると感じています。
トラブル対応・チームで働く力
急な体調変化や予定外の出来事にも対応してきた経験は、仕事上のイレギュラー対応にも意外と通じるものがあると感じます。
介護からIT転職する5ステップ(全体像)
僕の実体験をベースに、介護からIT転職までの流れを5つのステップに整理してみました。ここではあくまで「全体の流れ」を紹介します。実際に何日目に何をしたか、求人をどう見極めたかといった詳細な進め方は、下で紹介するロードマップの記事にまとめています。
1. IT業界・職種を知る
まずはIT業界にどんな仕事があるのかをざっくり調べるところからスタートしました。エンジニア・インフラ・営業系など、思っていたより職種の幅が広いことに驚いた記憶があります。
2. 自分の希望条件を決める
年収・休日数・勤務地(在宅か否か)・副業の可否など、譲れない条件を先に決めておくのがおすすめです。僕はここを先に明確にしていたので、その後の会社選びで軸がぶれずに済みました。
3. 最低限のIT知識を学ぶ
いきなり難しい勉強をするというより、「業界の解像度を上げる」くらいのイメージで調べものをしていました。
4. 求人・エージェントを使って情報収集
求人サイトで情報を集めつつ、企業の評判もあわせてチェックしていました。この段階での具体的な進め方や、実際の応募数・書類通過率などは、次の記事でもう少し詳しく触れています。
▶ 26歳・資格なし・PCほぼ未経験だった僕が、1か月でIT転職するまでにやったこと全部
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5. 応募・面接
ある程度情報が集まったら、あとは応募に進みます。僕自身、調べる時間をかけすぎるよりも、早めに応募に動いたことが結果的に良かったと感じています。
資格なしでも大丈夫?
結論から言うと、資格がなくても転職できる可能性は十分にあります。僕自身、応募の時点では資格を一切持っていませんでした。
とはいえ、「資格があった方が有利な場面もあるのでは」という疑問もあると思います。このあたりの詳しい話は、資格の有無にフォーカスした記事で解説しています。
▶ 介護からIT転職は資格なしでもできる?無資格で内定した僕の実体験

介護からITへ転職して年収・働き方はどう変わった?
あくまで僕個人の事例にはなりますが、転職前後の変化をまとめてみました。
- 年収:約370万円 → 約400万円
- 年間休日:110日程度 → 127日
- 勤務スタイル:対面中心 → 研修後にフルリモート
- 通勤時間:1時間30分 → 0分
「ITに転職すれば必ず年収が上がる」というわけでは決してないと思っていますが、少なくとも僕の場合は、休日数や働き方の自由度という面で大きな変化がありました。年収面の詳しい内訳や考え方については、別記事でもう少し掘り下げています。
▶ 介護からIT転職で年収はいくら上がった?370万円→400万円になった僕の場合
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介護からIT転職で失敗しないために
最後に、僕自身の経験から「ここは気をつけた方がいいかも」と感じているポイントを共有します。
- 仕事内容をしっかり確認する
- 「未経験歓迎」の文字だけで会社を選ばない
- 給与だけで判断しない
- 研修内容がどれくらいあるか確認する
- SES等、働き方の仕組みも理解しておく
このあたりの失敗・後悔しやすいポイントは、別記事でさらに詳しくまとめています。
▶ 未経験IT転職で「失敗した」「後悔してる」と感じる瞬間ってあるの?僕の体験から本音で解説
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介護からIT転職を考えている人へ
介護の仕事、僕は今でも「悪い仕事だった」とは全く思っていません。楽しかったし、やりがいもありました。
ただ、今の環境を変えたいという気持ちがあるなら、考え込むより先に動いてみる方が案外早く道が開けるかもしれません。もちろん、焦った転職や妥協した転職はおすすめしません。自分が求める条件をはっきりさせて、そこだけは譲らないようにすることが大事だと感じています。
「介護しかしてこなかったから」と諦める必要はないと、僕は思っています。もしこの記事が、当時の僕と同じように悩んでいるあなたの背中を少しでも押せたら嬉しいです。
この記事を書いた人:しょうへい 介護職(施設介護・訪問介護)を5年ほど経験したのち、資格なし・PC経験ほぼなしの状態から未経験でIT業界に転職。現在はITエンジニアとしてフルリモートで勤務中。
